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2013'07.01 (Mon)

加藤まさをの乙女デザイン展 華やかなる大正抒情画家たち ~夢二、かいち、華宵、春佳~

美術館「えき」KYOTOでやっていた加藤まさを展に行ってきた。
チラシにも使われてた、花と少女が合体したみたいな絵を以前見たことがあって、妙に印象に残っていた。
絵葉書、楽譜、少女雑誌など、いろんなものが展示されていたけど、特に絵葉書が面白かったな。
楽譜絵葉書というのが面白かった。3枚とか4枚とかのセットでストーリーになってる絵葉書シリーズとか、絵葉書は当時の庶民の身近なメディアだったという話を思い出す。
加藤まさをの絵は今の萌え絵に通じるものがあると思っていたら、解説にも「萌え」の言葉が。
特に序盤の絵が可愛くて細かくて、じっくり眺めて楽しんだ。
タイトルにあるように、まさを以外の人も展示されていた。夢二はやっぱりセノオ楽譜。かいちは絵葉書や封筒、華宵は女学生の絵とか。春佳は今まであまりよく知らなかったんだけど、フルネームは高橋春佳という人。他に中原淳一なんかもあった。
図録はなくて、限定リーフレットが売っていた。内容がよければ買ったんだけど、絵葉書として長方形の枠に収まってるのがいいのにトリミングしてるところが不満だったり、解説が物足りなかったり。
展示室で章ごとに掲げてあった解説プレートがよかった。時代と子供の扱いについてとか、印刷技術と画風の関係とか、そういう解説を載せててくれれば…。
時代背景として西洋の世界に触れて、戦争があったりして、日本人のアイデンティティとは何か?と探る気風があって、それを子供に託していたとか。小川未明とかが赤い鳥とかでやってた活動と繋がるのかな?絵本とか、児童向け雑誌とか。(この辺はうろ覚えの知識なのでいい加減)
リトグラフや木版、銅版ではなく、写真製版のオフセット印刷が、当時流行していた水彩画を再現するのに適していたとか。(色の再現性については異論を唱えたいところだけど…)
売店には関連書籍もたくさんあって、パンフレット代わりになる書籍でもないかと探してて、割とよさそうだったのでこの本を買ってみた。
489444755X大正・昭和の乙女デザイン―ロマンチック絵はがき
山田 俊幸 永山 多貴子 竹内 貴久雄
ピエ・ブックス 2009-05-08

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加藤まさをの絵だけでよければそういう本も出てた。これはこれで解説は面白そうなんだけど(特に「萌え」についての論が)、上の本の方がそのとき求めてる情報が載ってそうだったので。
4336056838加藤まさをのロマンティック・ファンタジー
加藤まさを 山田俊幸
国書刊行会 2013-06-10

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ちなみに同じ著者では「大正イマジュリィの世界」を持ってる。こっちは扱う範囲が「乙女」よりもう少し幅広い感じかな。
4894448688大正イマジュリィの世界―デザインとイラストレーションのモダーンズ
山田 俊幸
ピエブックス 2010-11-19

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売店では絵葉書資料館の絵葉書も売ってた。前日行ったところだーと思いながら見てた。そういえば加藤まさをを知ったのは絵葉書資料館でだっけなあ。
今度、阪急うめだのギャラリーで中原淳一展があるらしい。せっかくだし行ってみようか考え中。
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テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。 - ジャンル : 学問・文化・芸術

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